私達は常に「地域」×「謎解き」を意識しています。
「地域」で開催される「謎解き」の多くは、その歴史を深堀りしたり、イベントで周遊したりなどが主流でしょう。
私達は2軸構成としました。
・1つは「地域課題の解決」を「謎解き」で表現すること
・もう1つは「店舗」と「謎解き」を組み合わせシリーズ化すること
どうしてこれらが必要だったのでしょうか。
「地域課題の解決」を「謎解き」で表現
リメイク時に題名ごと変えてリニューアルしますのでこの場で公表しますが、「1つのボールペンから始まる物語」の本当のタイトルは「砂浜消失ミステリー」なのです。どうして砂浜は消えていくのか?なんとなく、私達はその答えを温暖化という答え合わせをしていないでしょうか?確かに温暖化も1つの要因です。政府発表の資料にも温暖化による砂浜消失の資料があるぐらいです。ただ、本当の理由はそうではないのです。
この「砂浜消失」を解決するべく私達は動いていきますし、多くの方に知ってもらえたら嬉しいです。
「店舗」と「謎解き」の組み合わせ
「謎解き」に関してリアル店舗とコラボする例も増えてきました。アニメやゲームのコラボカフェなども凄いなと思います。また、扉の謎を解かないと入店できないお店まであります。でも世の中のお店が「謎解き」を始めたいといってもとても敷居が高いです。どこから始めたらいいかわからないと思います。
だからこそ、私達は店舗にとって必須な「ショップカード」という身近なアイテムを謎解きにしたかったのです。これならウチのお店でもできそう!そう思って頂けるだけでもしかしたら、変わるかもしれません。いつかメルジーンで謎を制作する人が増えていき、日本中で実在する「とある○○店」が増えていけばいいなと願いを込めて、シリーズ化としました。
物語の本質
「1つのボールペンから始まる物語」の制作にあたっては、宮崎大学 細目特別准教授にご指導頂きました。「砂浜消失という地域課題」を扱うにあたり、私の知識不足があり多く教えて頂きました。制作の中でもたくさんの学びと現実を知り、この物語は完成まで半年以上もかかってしまいました。
私はJTCC認定観光士、観光プランナー、宮崎県観光創成塾実践編修了、宮崎市環境学習指導者講習会修了など観光、環境に関する学びを得て、現在は青島まちづくり協議会にも所属しております。地域課題はそれはとてもたくさんありますが、小さな力では解決できるとは思えません。
だからこそ、常識を謎解きで変えていく動きを少しずつでもできたらと思います。ワクワクして・・・悩んで・・・あれ?これはウチの地域にも当てはまるのでは?という小さな疑問や気づきを得てもらえれば嬉しいです。
それをさらに謎解きで広めるのはあなたかもしれません。